B知識
〜人間社会の文明・文化(学問、情報、技術)〜
知識は、人間が言葉を使用し始め、絵や文字を発明し使用する様に成ってから、
長い時間を掛けて、発達させて来たものである。
人間の脳が 進化を続けるのは、
其の言葉や文字を使用する事で、文明や文化を発展させて来たからであり、
その世界は、今後も絶対必要不可欠な事である。
其れ故に、文字や言葉を、いま以上に正確なものとして、後世の人々に伝え残して行かなければならない。
それは、知の識・ショクを正しく織り進める事である。
織物を織るには、材料を良く吟味して選び、縦糸を正確に通し、
横糸の柄をデザインしながら、事を進めて行かなければならない。
途中まで織っても、出来が悪ければ一回解いて、遣り直さなければならないのだ。
過去の歴史を観ると、大きな勢力の一族が、
弱い部族の文化や文明を亡ぼして、 知識を拡大させて来た。
其の事は、現在まで続いており、大きな勢力のぶつかり合いが続いている。
漸く時代が進み、I・T社会と成って、世界中がグローバル化され、
一つの知の織物と成れるチャンスが訪れている。
人類が 幸福に成る目的は同じである。
それぞれの地域に合った、知識が組上げられるであろう。
其の為には、全世界に共通する、縦糸(経)を通す必要がある。
その縦糸を通した上で、横糸の模索を、皆でして行かねばならない。
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