此処に記したカリキュラムは、人々の意識を導く為の、仮のものに過ぎない。

宇宙は無限であり、自然は複雑で多岐にわたっている。民族の伝統も違うし、気候・風土も異なる。

その地には、その地の暮らしが在る。

教育の進んでいる国も、そうでない国も在る。

しかし、カレンダーは何処の場でも必要であるし、子供達への指針も、なくてはならないものである。

自適塾のカリキュラムとしたのは、日本国で育った私の一応の目安であり、これを世界に強制するものではない。

世界の文化や、民族の風習に合った処で、未来に取り組んで行くしかない。

又これらの事は、私から始まった事ではなく、

昭和２０年８月１５日より奈良の矢追日聖氏から始まっているカリキュラムでもある。

私達人間側だけで、進んでいるものでも、企画したものでもない。

それは、霊界人達の念いでもあり、願いでもあるのだ。

私はただ、それらの事を、人類の代表として、受け取っているだけである。

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００５年５月７日