G未来社会の組み立て
未来社会を希望豊かなものにしなければならない。
それには、誰かが未来社会の企画をする必要がある。
カリキュラムFまで、進んだ者であれば自らイメージは育っているであろう。
万民が納得するデザインが出来る筈である。
道から外れた現代社会のプログラムはいつまでも続く筈は無い。
出来るだけ早く新しきプログラムを発動しなければならない。
新しきプログラムが発動すれば古きプログラムはエネルギーを失い先細りと成って行く。
それがエネルギーの法則である。
社会の組み立てとは、金や資材が前に有るのではなく、知恵や人材が前に有るべきなのだ。
其の理は、もう誰の目にも明らかである。
休息とは、その呼吸を楽にする事である。
「休」の漢字は「人+木」の組み合わせで、人が木に寄りかかって、安らかにしている姿の象形文字である。
インドの釈迦は、六年間の厳しい修行を止めて、池で水浴びをし、スジャータに貰ったミルクを飲んで、木の根元に寄りかかった時に、大悟している。
修行を止めて、リラックスして楽に成った時に、成仏できたのである。
イライラ・セカセカの振動波は、短波なので、電離層で跳ね返るので、決して宇宙意識には達する事が出来ない。
宇宙意識に達するには、穏やかな気持ちに成って、緩やかな長波に成らなければならない。
緩やかな長波は、電離層を抜けて、宇宙の星々と共鳴を起こす事が出来るのである。
弘法大師空海の言う「虚空蔵菩薩求聞持法」とはその事なのである。
自由を得て、休息し、緩やかな心境になれば、自ずと知恵が回る様に成って来るのである。
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